子どもの教育に困ってませんか?
子どもが成長する過程において教育というのは最も大切な作業です。特に幼少期教育の質によっては、その子が向かうべきベクトルが大きく変わります。
最も身近な第一教育者となるのは、親であるあなたです。親の考え方は子に伝わり、子はそれを素のままに表します。つまり、良い教育をおこなうということは、まず親が良い教育を知っている必要があるのです。
子どもには個性というものがあります。それぞれが生まれながらの個性をもち、成長と共に個性は変化します。生まれた瞬間の個性は分かりづらいのですが、時が経つにつれ個性は明確になります。その子の個性にあわせて適切な時期に適切な教育をおこなうことが肝心です。
最も有効だと考えられるのが、絵本をつかった毎日の読み聞かせです。絵本を読み聞かせることで、想像力が養われます。徐々に想像力が豊かになってくると、次第にお気に入りの絵本を読んでほしいと要求してくるようになってきます。まだ喋ることができなくとも、表情や声、ボディアクションでそれを必死に伝えようとします。
最初のポイントはここです!
このときにアピールしてくる好奇心を大切にしなければなりません。好奇心にはできる限り応えてあげること、時には我慢させることも必要ですが、その場合には理由をはっきりと伝えることが大切です。それがまだ話せない子であってもです。そしてできるだけ多くのものに触れさせること、感じさせること、これが何よりも大切なことなのです。
この時期に大切な読み聞かせは、耳から入ってくる情報をインプットする期間なので、読み聞かせ以外にも知育的なCDを繰り返し聞くことも良いとされています。
子どもが成長するにつれ、次第に言葉を話せるようになります。この時期は学びにおいて最も大切な時期だと考えます。言葉を発せるようになった初期は、「ママ」、「イヤ」、「マンマ」、「ちょうだい」、「ねんね」などが代表的なワードですが、さらに成長が進むと、「なんで?」、「どうして?」、「もっと!」など知的好奇心に関連するワードが出てくるようになります。
この知的好奇心は、今後の成長を左右する決め手になるほど大切な部分です。では、この大切な時期に親がすべきことはなんでしょうか?
答えは、無視をしないことです。
この時期の「なぜ?」「どうして?」には、どんなに忙しくても、どんなに手が離せなくても優先的に答えることです。もちろん、忙しいタイミングで聞かれることもあると思います。その場合でも、「いま手が離せないから後でね...」は、極力避けなければなりません。本当にどうしても手が離せない場合は、後でも構わないので必ずその質問には答えてあげてください。
また、さまざまなシーンに触れ続けると、親としてもすぐに質問に答えられない場面も出てきます。その場合も後からで良いので、その答えを一緒になって調べてあげることが大切です。それが調べるという行為を学ぶきっかけとなりますので、調べ方を教えてあげることも意識しましょう。
ある時期になると、親は子に習い事に通わせようと考えることになります。習い事といっても数多くありますので選択に困っている親も多くいるのではないでしょうか。困っている親に対する回答としては、「やりたいと思ったことをやる」です。ただし、子どもには元々の知識がないので、習い事のリストとその内容をしっかりと伝えてから一緒に決めていくことが大切です。
せっかくの習い事に向き不向きがあるのかといえば、一定水準を超える回答としてはあると答えざる得ないところですが、どの習い事にも共通していえることがあります。
それは親の応援です。
そして、できる限りのサポートをしてあげることです。
これを常態的にできれば、その子はすくすくと育ちます。親の役目とは甘やかせることではなく、子ども自身で判断できるよう知識を与え、自主的に動けるようサポートをしてあげることにつきます。そしていつでも応援してあげることです。
最後に私のオススメする習い事は、「ピアノ」と「そろばん」なのですが、なかでも一押しはそろばん学習です。ピアノもそろばんも指先を使うので右脳開発に効果が見込めます。そして、ピアノには発表会、そろばんには競技大会があり、このような訓練を繰り返し行うことによって、さまざまな場面で本番に強くなることが魅力の一つです。
そろばん学習は、集中力の訓練に最適です。ピアノも集中して弾かなければならないのでとても良いのですが、そろばんは、さらに時間との勝負も関係します。制限時間内にすべて解答するには、それ相当の集中力が必要です。この集中力こそが「学力の原点」といえます。
何事においても集中力がなければ結果はついてきません。当然、受験勉強に取り組む時間も集中できるか否かで結果は大きく変わってきます。後の時間を有効に使うために幼少期からのそろばん学習をオススメします。ただし、教室選びはとても大切なので信頼のおける教室を選ぶことが大切です。当サイトにもおすすめのそろばん教室を掲載していますので参考にしてください。理想は、そろばんとピアノの両方を習える環境にあると相乗効果が生まれ良い結果が得られそうです。