そろばんの魅力

圧倒的な計算力とプラス効果

あなたは「そろばん」あるいは「珠算」という言葉をご存じでしょうか?

そろばんは、計算道具で珠算はそろばんを使った計算方法であり、そろばんを漢字で書くと「算盤」となります。その文字どおり直訳すると「数をかぞえる平らな盤」となります。この「数をかぞえる平らな盤」は、なんと計算が早くできるようになる「魔法の盤」なのです。

なぜこれが魔法の台なのか?

それは、もしあなたが「計算道具をひとつ挙げよ」と質問されたとしたら、あなたは真っ先に「電卓」を思い浮かべると思いますが、その電卓は単なる計算道具であり、計算過程は頭の中にまったく残りません。

ところが「そろばん」は、電卓と同じ計算道具でもあるのですが、計算過程を頭の中でイメージできる技術をそろばんを使い習得することで、最速で答えを導き出せるのが電卓との最も大きな違いです。これはそろばん学習を繰り返すことで得られる「覚醒能力」であり、これを「珠算式暗算」と呼びます。


珠算式暗算を鍛えることにより、頭の中だけで驚くようなスピードで「ズコズコズコっ!」と計算できるようになり、傍から見ていたらそれはまるで次から次へと「魔法」を見せつけられているかのような感覚になります。

その魔法の素は、そろばんの盤面、つまり運珠された玉の動きを頭の中でもイメージできるようにする「そろばん学習=珠算式暗算」にあります。ここで身につけた「暗算力」は、一生の能力として残り続けます。


そろばん学習がもたらす効果としては、計算力(暗算力)以外に挙げられるものがあります。それは、「習慣力」と「集中力」です。そろばん学習というものは、机に向かい与えられた課題を解答する作業を毎回粛々と繰り返し行います。

これを続けることによりひとつのルーティン、学習習慣が身につくのです。習慣力とは、この先に対峙するであろう受験勉強に取り組む準備としてかなり役立つ能力です。

何かをインプットするにおいて事前にその準備ができているかどうかは、先に考えるべきマストな項目ではないでしょうか。詰め込む前にしっかりした土壌を作っておくことは教育における極めて重要な要素であり、後に慌てることのないよう準備をすべき最重要課題です。

そろばんで得られるもうひとつの力である「集中力」は、物事を最短距離最大効率を弾きだすニトロエンジンという感じでしょうか。そろばんでは、計時といった時間を計測し次々と問題を解いていく作業を毎回繰り返します。この時間との向き合いは、避けて通ることのできない重要なファクターです。

限られた時間内で効率よく答えを導き出すにあたり集中力は必要不可欠となります。この訓練を毎回行っていると鑑みれば、訓練を全く行っていない人との集中力差は取るに足りません。

そろばんの全国レベルの競技大会では、頭のてっぺんから指先まで全身に神経を研ぎ澄まし、全集中することにより0.01秒単位で勝敗を決める競技が行われています。集中力は大人になっても必要であり、集中力を発揮できるかどうかによりその結果は大きく変わっていくことでしょう。

そろばんを習いたい!と思ったとき、習い始めの時期というのはとても大切です。その時期は早ければ早い方が良いといえます。その理由は明確で暗算力をつけるには、筆算を習う前の方が習った後よりはるかに伸びしろがあります。

まず、筆算の計算方法と珠算の計算方法は異なります。筆算の場合、答えを書くのは数字の大きい位の方から書き始めますが加減の計算は1の位から行います。ところが珠算の場合、やはり位の大きい方から123と置いて、加減の計算も位の大きい方から行います。このように珠算は大きい位から全ての計算を重ねて行い、一連の動きを玉として頭の中にインプットすることで暗算が可能になるのです。

このように、そろばんは単なる計算道具から能力の土台を構築する教育の一環として、日本のみでなく世界的にも注目されている習い事に変化を遂げています。

制限時間内にすべての問題を解き切る達成感、1秒1秒を競うスリル。そろばんを弾いたときに起こるパチパチと鳴り響く珠の音。そろばんの世界に引き込まれるとこれが心地よいのです。ぜひ、そろばんの魅力を感じてみてください。

・失敗しない教室の選び方