ブロガーではないですが…

ここではそろばん関係の記事を中心に書いてますが、関係ない記事も多いです。何かに役立つだろうと色々なことを書いていますが、お好みの記事を見つけてみてください。

そろばん教室をもっと便利にをモットーに、そろばん業界の光と影(ときには深掘りした闇)まで知っている管理者だからこそ書ける情報を掲載してまいります。

コロナで教育業界も大変

新型コロナウィルスにより、人々の生活は激変しました。教育業界も今までどおりの対面式ができない、密を避けるため人数制限をおこなわざる得ないなど取り巻く環境が激変しております。

そんな中でも加速しているのがオンラインレッスンです。指導者は慣れてないせいか指導はとても大変なのですが、やはり利便性という点においてオンラインはさせて通れないのではないでしょうか。

動画レッスンやZoomなどのウェブ会議システムを使った指導、その他オンラインレッスン用にカスタマイズされたCMSなども開発されております。近くに好みの教室がなくてもオンラインなら指導を受けられることは、保護者にとっての光明だといえます。

地域性による教育格差がなくなり、子どもたちにとっての可能性が広がることは大いに歓迎すべきことだと思いますが、同時に保護者は見る目を養わなければなりませんね。

そろばん教室の二極化

いま、そろばん教育業界では世代交代が行われている転換期ともいえます。

団塊世代の先生が徐々に力をなくし、若手の先生が経営する教室が少しずつ増えているように思えます。古くからある老舗教室も後継者がいる教室と、いまだ後継者がいない教室と二つに分かれているのが現状です。

この後継者問題はそろばん業界が抱えている大きな問題ともいえます。私がベストと思える教室は、二世代の先生によって教室運営がなされている教室です。

親世代の先生の豊かな経験値と子世代の先生の情報網とIT化の導入は教室を支える重要な大黒柱です。早くからこういった対応のできている教室は、危機管理能力も高い教室といえるでしょう。

団体加盟教室のメリット

珠算連盟など団体に加盟している教室は、さまざまな活動を行うことができます。

たとえば検定試験を自教室で受けることができる。競技大会は基本的に所属団体が主催するのでお手軽に参加することができる。または、所属団体が主催する勉強会に参加することができるので情報量が多いなどメリットは大きいです。そういったメリットを教室運営に還元できている教室は良い教室といえるでしょう。

そういった半面、所属団体の縛りみたいものがあり、自由に活動できないといった影の部分もみてきてます。たとえば、近くに同じ所属団体の教室があり、そこの圧力により同地域で開塾できない(そういった場合は圧力をかける側は、ほとんど第一線を引いた教室が多い)などです。

このような独特な縄張り的なものが色濃く残っておりますが、今後は世代交代によりそういった利権的な縄張り争いはなくなるのだと思います。