そろばん教室ってなに?

そろばん教室はどんなところ?

そろばん教室は計算力をつけられるところ。そう正解です!

なのですが...

そろばん教室をしっかり選んでみると、その教え方はさまざまでなことが分かります。

単に見取算だけを行っている教室、読上算を行っている教室、フラッシュ暗算を行っている教室、デジタル教材を導入している教室、競技大会に積極的に参加している教室など、その姿はさまざまです。

〇〇算と一口に言っても理解できない方もおられると思いますので、以下で簡単に説明します。

Q : 見取算とは?

A : 問題が書かれたプリントに答えを書き込む方法で、上から順番に書かれた問題を足したり引いたりする計算のことです。 そろばんの基本的な計算といえます。

Q : 読上算とは?

A : 読み手が問題を声に出して読み上げ、聞き手は聞こえてくる問題に合わせてそろばんを弾きながら答えを導き出す方法です。
一括計算でなければついていけないのと、聴きのがしたらアウトなので一度で聴く力が養われます。したがって読上算は、見取算より高度だといえます。これを暗算で行う「見取暗算」という種目もあります。

Q : フラッシュ暗算とは?

A : モニターに表示されるランダムな数字を計算して答えを導き出す方法です。表示方法を細かく調整できるのが特徴です。たとえば、3桁・5口・3秒で表示するなどです。口数をいうのは業界用語で計算する数字の数のことです。

フラッシュ暗算も一括計算でなければついていけないです。また、そろばんを使わず暗算で計算するのでこちらも高度だといえます。

これらの計算種目をすべて導入している教室もありますが、そういった教室の先生は比較的若い先生が多いですね。もちろん高齢の先生でも導入している教室はありますよ。

最近は教室のIT化を意識している教室は管理もしっかりしていて信頼がもてます。たとえば、入退出システムを導入しているとか、保護者とのマイページをもっているとかです。

また、競技大会へ参加している教室のレベルは高い傾向にあります。この要素は教室選びの参考にして良いですね。

そして、何よりも先生の真剣さが大切です。本気で取り組んでいる教室は、生徒のレベルも比例します。それを図るには、体験授業のときに色々と質問してみると良いと思います。良い教室ならば大抵の質問には即答してくれるだろうし、難しい質問でも後日しっかりと回答してくれるはずでしょう。